このかたは絵本作家の宮西達也さん。
昨日当地で講演会があり、無理矢理都合つけて走りました。
いちばん前に陣取り「カメラOKですか?」と係に訊いちゃう。
彼は、さゆりストでした・・・。
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下の子が幼稚園の頃、いつも『おとうさんはウルトラマン
間違いなくウルトラマン世代である夫は、これに騙されていつも子どもと読んでいました。
確か夫と同い年くらいなんですよね、このかた。
ものすごく若く見えます(夫も20歳くらいサバを読めますが、21歳は読めますね、うん)。
講演会タイトルはダサイけど、まあこれは役所主導ということで。
女女男男、の四人のおとうさんです。
育児の話。
長女ののはらちゃんが保育園時代にひきつけを起こしたのだそうです。
熱性けいれんで、死ぬかも知れないという恐怖におののいたと。
「ぼくはこの経験があって、のはらひきつけを起こして、よかったなあと思いました」
「だってね、成長していくにつれ、いい学校に入ってほしいとかそんなことぜんっぜん思わないです。健康でね、丈夫であればもうそれだけでいいです」
ああうれしい。
わたしもそう思って子ども育ててます、宮西さん
「この話を、鹿児島に行ってしたときのことです」
おや?
「教育委員会が主催で、600人の方が集まってくれました」
わあ、すごいじゃん。
「そのとき、ぼくのはらの話しました。帰ってから、荷物が届きました。開けてみると、手紙と梅エキスが入っていました」
?
「あるおばあちゃんがね、自分の子どももひきつけを起こしたとき、とても心配した、と。そのときこの梅エキスを飲ませるようになったら、それ以来一度もひきつけを起こしてません、と書いてありました」
ほうほう。
「のはらちゃんも丈夫になりますように。・・・ぼくうれしかった。たったひとりですよ。600人の中で、たったひとり。うれしくて涙が出ました」
わたしもうれしいわ。
「・・・だからといってこちらのみなさんにね、何か送ってほしいとか、そういうことではないんですよ」
ぎゃはははははは。そういうオチかい。
「北海道に行ったときはね、両手いっぱいに持ちきれないほどの毛ガニが」
はははははは。くっくっく。
「沖縄に行ったときにはね、ぼく五日後に帰ったんですが、帰って来たら段ボール6個!・・・中全部ゴーヤでした」
あーっはっはっはっは。
「だからといってね、」
もうわかったよ、宮西さん。
こんなバカ話だけではなくて、たくさん絵本を持って来て読んでくださいました。
その絵本を作っていたときのエピソードを知ると、次に読むとき全然見方が変わっていることに気がつきます。
直にお会いしたいのは、それが楽しみだからなんですよね。
帰りにサインをして頂いたとき、
「去年、某小学校の帰りに寄って頂いた菓子屋です」
と挨拶。
「ああ!そうですよねえ!!」
宮西さんがばっと顔を上げてほっぺ真っ赤にしてました。
こういうとき、とってもうれしいです。
ファンレター、書いちゃおっと。
・・・あっ・・・。
お菓子も送らなきゃ・・・・・ダメか?
こんばんは〜。
きゃ〜♪
ステキです。宮西サマ〜。
会いに行きましたともっ♪
お声もカッコよかった。
考え方もステキでした。
素朴…。そんな感じで。
おば樣方の心もキャッチ♪
若い方々の心もキャッチ♪
そんな感じでした。
(もちろんワタシもおばさまネタで笑いました)
梅エキス…。
そんなステキな贈り物を
された方がいらしたのですね。
すごいな〜。
実は、ワタシも
この歳で今だに
腹痛の時には
この梅エキスを飲みます。
結婚してからも
実家から持ち込み
冷蔵庫にストックです。
効くと思いまっす♪
先人の知恵と言いましょうか。
あの、ちょっとハスキーな声がたまりませんよね。
痩せ型だし、前歯の出方がわたし好み。あれきっと差し歯だわ、と見てました。
まあ、ここに書いたギャグだけではなくて、もっと深刻な話もしましたよ。
「ぼくがここでこうして皆さんに話をしている。
皆さんがぼくの話を聞いてくれている。
その間に、世界中のどこかで子どもたちが死ぬんです。
その数、わずか二秒にひとり。信じられますか。
この国では、ぼくのうちの近所でもコンビニがありますが、
小学生がランドセル背負ったままパンでもおにぎりでも買える。
そのとき世界のどこかでは、
ごはんが食べられなくて死ぬ子どもたちがいるんです。
戦争で、目の前でおとうさんやおかあさんが殺されたり、
自分も怪我したり、そういう子どもたちがいるんです。
ぼくには信じられません。
・・・でも、そういったことをいつも心に留めておきたいと思います」
自分に子どもがあるとないとでは、(皇太子殿下も仰っていましたが、)考え方、生き方が変わるようです。
自分の子どもたちだけではなく、世界中の子どもたちが幸せでいてほしい。
いつも自分も考えてることだけど、実際に行動できてることは、とても小さい。
のはらちゃんのエピソードについては、
「のはらは自分がそういう目に遭ったから、同じ病気の人たちの気持ちがわかる。
人の痛みがわかると思う。だからよかったと思います」
その当時は大変だっただろうけど、しっかり肥やしにしてました。
そのうち私もこうやって笑って話せるときがくる、と思ったのでした。