2009年03月02日

ただいま彼女募集中。

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 切れ長の目に通った鼻筋。愛らしいおちょぼ口まで揃っているのに、わたくしに妃がいないのはどうしたことでしょう。


彼女いない歴いったい何年だったかな?
posted by おかめ at 23:23 | Comment(4) | TrackBack(0) | おひなさま

2007年04月07日

おまえ百まで。わしゃ九十九まで。

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えっ「高砂」もおひなさまのうちなの?
とびっくりしたお人形たちです。



目からうろこ〜。
posted by おかめ at 00:50 | Comment(5) | TrackBack(0) | おひなさま

2007年04月05日

さらに五人囃子

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きょうは大鼓(おおかわ)から。




大きな声が聞こえるよう。
posted by おかめ at 23:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | おひなさま

2007年04月04日

もっと五人囃子

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うちの謡(うたい)。
やっぱボーカルはバンドの顔ですからねえ、アイドル系の顔立ちにウケの良い髪型じゃないとね。



あ、そこのかた。手出しはいけませんよ。
posted by おかめ at 23:48 | Comment(6) | TrackBack(0) | おひなさま

2007年02月24日

酒田雛街道 2007

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当店でも、おひなさまを飾りました。
古いばかりが魅力の人形たちではありますが、これから旧暦の桃の節句まで、お楽しみ頂けたら幸いです。



ことしも
posted by おかめ at 22:24 | Comment(5) | TrackBack(0) | おひなさま

2007年02月10日

市松人形

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7日、小学校で新入学児童の保護者を対象に入学説明会が行われました。



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posted by おかめ at 14:00 | Comment(9) | TrackBack(0) | おひなさま

2006年04月03日

隋臣(ずいじん・ずいしん)

きょうで当店のひな飾りもおしまいです。
五人囃子も全員撮ってないのに、もう箱入りです。


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ふたりいる随身の若いほう。
どちらを右大臣、どちらを左大臣と呼ぶのかわかりませんが。


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やさしげなのですが、この憂いを湛えた瞳が何とも・・・。
少し前のめりになっているのは、どうしてなのでしょう。


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後ろ姿。
豪奢な着物です。
この矢の向きが、左肩のほうにあるのがほんとなんでしょうか。
でも、これだとすぐにつがえて弓を引くことが出来るはずなんですけどねえ。



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もうひとかた。
こちらの年配のかたは、少しふんぞり返って座っていらっしゃいます。
さきほどのかたもこちらのかたも刀の柄から手が外れているのは、その昔大ばばさまがバラバラにしてしまったからです。
そのせいでゆびは手術されてるようですが、二度と刀を持てるようにはなっていません。
まったくもう。
ブラックジャック先生にお願いするほどの治療費の準備がなかったのですね。



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朗らかそうなお顔でしょう。
左の眉がごっそり抜かれていることには、目をおつぶりくださいませ。
このかたのほうが顔色も良いし、楽しそうに生きてる感じがしちゃいます。
人生経験の違いなのでしょうか。


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このかたの矢はなぜか二本しかありません。
元からなのか、それとも長い年月の間になくなってしまったのかしら。



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これは三人官女がしまわれている箱です。






ヤブシ、タヤミ・・・。









ほらほらダーリン、違うでしょ。右から読むのよ。
わざと大ボケかまさないで。
あら、上方から来たとばかり思っていたおひなさまも、東京の渋谷から来たのかしら?
これはまた面白くなって来たわね。


ほかの箱も面白いのに、ダーリンったらさっさとしまえってうるさくて。
わたしが行き遅れると困るのかしら。


・・・どこへ行けと?








五人囃子のほかにも、高砂のおふたりも写真に撮らずに終わってしまいました。
これがまた面白いので、また来年をお楽しみに。








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来年までまた長生きしろって言うの?
もうそろそろこのポーズだって飽きましたよ、ねえおじいさん。










(; ̄Д ̄)だ、だれ?
posted by おかめ at 23:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | おひなさま

2006年03月16日

主役

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おひなさまも、やっぱりこのひとたちがいなくちゃね。
みなさん、遠くから眺めて下さいね。
あまりお近くに寄られますと、おふたりとも照れてしまわれますので・・・。


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とか言って、おひなさまをアップで写してしまうわたし。






ひどい女ね。
同じ女なら、もっときれいな顔をしているところを紹介するのが心があるってことでしょう。




うるさいわね。
わたしよりもきれいな女は必要ないのよ。
それにあなたは「古い」というだけで価値が高いのよ。
錦の十二単も身に着けているし、それも年代物だし。
ちっ、悔しいこと。





え〜、ゴホン。
すみません、こちらの話で。


かつてはみどりの黒髪であったのでしょう。
こうして見るとよくわかりませんが、髪の毛は薄くなっています。
冠もないし、ほんとうにお気の毒。
でも、いつまで眺めていても飽きないの。
なんでなんでしょうね。



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ほらこの佇まい。
逆立ちしたってかなわない品の良さ。
ちゃんと畳(これ何ていうんでしょう、ほんとは。どなたかご存知でしたら教えてください)に御座っていらっしゃいます。


而してお内裏さまは、


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このような好男子ですよ。
お育ちの良さがそこはかとなく漂っておりますでしょう。

ちょっとお召し物が傷んでいるのが気になりますけれども、そこはそれ、「価値のある古さ」ということで、どうぞご勘弁を。



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夏みかんや梅干しを食べてこのようなお顔になっているわけではありませんよ。念のため。
ちゃんと冠が脱げにくい紐の掛け方がしてあります。


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もうひとつおまけ。
このふたり、少しずつお互いの方にお顔を向けているのです。
もうそれだけで仲睦まじい様子が感じられます。
妬けちゃうわね。




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笏を持つ男びなの手。


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かつて扇を持っていたであろう女びなの手。


わたしゆびフェチなんで、ついお人形もこんなところを見てしまうのですが、けっこうつくりが粗っぽいですよね。
お顔の丁寧さから見ると、そのギャップにちょっと驚きます。


いままで紹介して来たおひなさまたちは、これよりも明らかに時代が下っているので更に手の込んだものになっていて、ゆびの一本一本まで表情があります。
それでも、このお内裏さまのいかにも木彫りという手ゆびには、とても温かいものを感じます。

職人の手の温もりなのでしょうか。










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さっき誰と話してたんだ。









え、ちょっとおひなさまと。









女ふたりでもずいぶん「姦しい」ものだな。








ダーリン・・・(; ̄Д ̄)なんじゃと?









posted by おかめ at 23:34 | Comment(3) | TrackBack(0) | おひなさま

2006年03月08日

傘福(かさふく)

おひなさまネタばかり・・・と思われるかも知れませんが、当地は旧歴でお節句を祝う土地柄です。
これからが本番。
まだ出していないお宅もありそうです。


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全国でも珍しい(いえ、「初の」と言った方がいいでしょう)病院を核とした町並みが先日オープンしました。
当店から歩いてせいぜい5分。
「老人の街」を目指しているそうです。
歩いて用事が全部済みますからね。
車道と歩道の段差もないし、ええ、ええ、市をあげて「老人クラブ」の運営ですよ。
これじゃあどの世代も集うなんて、幻想だわ。
若者はますますよその都市へ流出だわ・・・。

関連記事→http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000602280001
     →http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/road/news/20060225ddlk04070173000c.html




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ではなくて。
きょうは郵便局に出かけたついでに、そこの交流ひろばに寄り道して来ました。

ここにもおひなさまが飾ってあるのです。


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でも、この段飾りはせいぜい30〜40年ほど前のもの。
それでも、どれも個性があって面白いものでした。


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柵があって、これ以上近寄れなかったのが残念です。
近所の行きつけの本屋さんのベテラン販売員Dさんの実家は魚屋さんでした。
いまはもう家業はないのですが、やはり古いおひなさまがあり役所に勤めている娘さんに頼まれて貸し出したそうです。

その名も「どどばばちゃんのおひなさま」。
どど=魚、ばばちゃん=おばあちゃん
娘さんは母方のおばあさんを、こう呼んでいたのだそうです。

当店に伝わるものより少し小さめですが、調度や小物など揃っているところはお見事。
見習わなければならない保存のしかたです。




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なかなかきょうの本題に入りませんね(笑)。


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「傘福」の文字が読めますでしょうか。

ググるとさまざまなページが見つかりますが、
http://allabout.co.jp/travel/healingtrip/closeup/CU20050125A/index.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/吊るし飾り

などを読んで頂ければわかりやすいかと。

当地で伝統として残っているとはいっても、わたしは知らなかったなあ。
なにしろ田舎者ですから、おひなさまなんて土人形だけでしたから。


大きな声で言うと怒られそうですね。
確かに親の世代の頃は一般的に普及していたのかも知れませんが、わたしたちが子どもの頃は、派手な七段飾りが出回り始めていました。

そんな中で、古くからの風習は廃れて行ったのでしょう。

今年は商工会議所女性会が頑張ったようです。
「傘福」大々的に復活です。


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円形の傘から縁起物が下がっている様子が分かるでしょうか。
後ろの自販機がジャマですね。


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下げものアップ。
このワンコも可愛いのですが、下のうさぎの生地のレトロなこと。
持ち歩くには子どもの頃から抵抗のある柄でしたが、実はお家で眺めているのは大好きです。


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一生食べ物に困らないように。
親の願いは尽きることを知らないのです。

こういうお細工物は全国にあるかと思いますが、わざわざ下げて飾っているのは福岡県柳川、静岡県稲取、そしてここ酒田だけなのだそうです。
観光の誘客に一役買うことになれば、来年はますます目にする機会が増えることでしょう。





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わたしも店頭で赤い傘でもさしてようかな。






やめとけ。赤いよだれかけのお地蔵さんだと思われるぞ。






ダーリン・・・( ̄▽ ̄;)!!ガーン



posted by おかめ at 23:18 | Comment(6) | TrackBack(0) | おひなさま

2006年03月07日

仕丁(じちょう)

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この三人は「仕丁(じちょう)」といいます。

(1)律令制で、五〇戸につき二人ずつ選ばれ、三年間中央官庁および親王家・大臣家などの雑役に服した者。一人は立丁(りつてい)といって実働に当たり、直丁(じきちよう)と駆使丁(くしちよう)との別があった。もう一人は廝丁(しちよう)といい、立丁のために煮炊きなどの用をした。つかえのよぼろ。

(2)平安時代以降、貴族などに使われ雑役に従事した者。下僕。

(3)江戸時代、大臣・大将・将軍家などの奥方の所で輿舁(こしかき)その他に従事した者。

おひなさまは江戸期(寛永)になってから飾られたそうですから、(2)、(3)の意味と取って良いでしょう。


持ち物と衣装により一般型と京都風が区別されるそうですが・・・。
当店のものは行幸されるときの形で、しかも江戸風(一般型)。
京都風は箒・熊手・ちりとりを持っていて御所内の清掃係りを表現しているそうです。


右から


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@台傘
ん〜、紅顔の美少年。


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誰かこの子に嫉妬したのか、右肩に焼けたようなあとがあります。
ぼんぼりなのか蝋燭なのか・・・。
そのせいか、右ほおが少しひび割れているの。
そこでまた判官贔屓してしまうわ。



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A沓台
いわゆる下足番ですか。


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この好々爺ぶりをご覧あれ。
こんなにいい人相してるのに、ご老人はちょっと人気がないのか着物も三人のうちでは綺麗。
見てるとこちらもつられて笑っちゃうのにね。


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B立傘
たいていはこのひとがいちばんご年配のようですが、当店にあるものはAの沓台を持ってる方が年上ですね。


しかも、並び方も普通のとは逆です。
左から@ABのはずなんですけど、三人官女も変わってますしね。
きっと、ひとと同じものよりも一風変わったおひなさまだから求めたのでしょう。

立派な漆塗りの台に座っています。
でもね、絽の羽織が老けてて。
ただでさえスケスケなのに、これじゃあ下の着物の色がはっきりくっきり見えすぎだわ。


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う〜ぃ、ひいぃぃっく
なんか文句あんのかよう。




あんた、酔っぱらってるっ!!
posted by おかめ at 22:16 | Comment(7) | TrackBack(0) | おひなさま

2006年03月02日

三人官女

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三人官女は、お内裏さま(殿・姫)のお世話をするお仕えの女性です。
お食事をお運びしたり、その他、身の回りの細々としたことに気配りをする役目です。
向かって右から順に、長柄の銚子、三方、くわえの銚子を持って並びます。
真中で三方を持った官女が女官長です。

右から『ムスビ』『眉なし』『口開き』と呼ぶ人形メーカーもあるようです。
口を閉じているから『ムスビ』、結婚してまゆを剃っているから『眉なし』、口を開けているから『口開き』、というのだそうですが・・・。

以前『トリビアの泉』で紹介されたときは「へぇ〜」と思ったものですが、当店にあるものは少し違います。


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まず真ん中のお姉さん。
眉、あるよ。
それよりも足が斜めに投げ出されていて、色っぽいと思うけどね。


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せっかくだからアップも。
ちゃんとにっこり笑って歯も見えます。
白い歯が命です。
三方には何が乗っていたのか、接着剤のあとだけが残っています。


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向かって右の「長江の銚子」を持っているはずの『ムスビ』とやら。
でも、お口開けてるんだな。
お歯黒見えてるんだな。
眉も剃ってるんだな。

そう。当店の三人官女で既婚者はこのひとなのです。


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ちょっとわかりにくいかも知れませんが、お歯黒塗ってます。
眉も、麻呂眉、でしょ。
お顔の黒いのはトシだからシミ、じゃなくて汚れです。


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この後ろ姿は「くわえの銚子」を持っていたはずの『口開き』とやら。
まだおぼこ顔です。


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ねっ、若そうでしょ。
眉だって真ん中のお姉さんと違って細眉ではないの。
あどけないと言ってもいいくらいの表情ですよね。


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体型も幼児みたいなんです。
くびれがないの。
うちの右端のは奥さまという感じがしますし、真ん中のはお姉さんといった風情だし、この子はまだ上がり立てなのかなあ。
と、想像するのも楽しい。


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桃の花もどんどん開いています。
あなたたち、明日は忙しいわよ。
ちゃんとお客さまににっこりしてね。






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きみはにっこりするんじゃないよ。





はぁ?






歯抜けの場所が見えると困るからね。





ダーリン・・・。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。ウワーン!!

posted by おかめ at 23:58 | Comment(5) | TrackBack(0) | おひなさま

2006年03月01日

桃の花

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おひなさまにはやっぱり、桃の花ですよね〜。
菜の花といっしょに立てました。


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一昨日にはまだつぼみだったけれど、


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きょうはきれいに咲きました。
「桃の節句」とはよく言ったものです。

もっとも、自然に任せておいてはこの辺りではまだまだ咲くような枝ではありません。
梅も桜もいっしょに開くのです。


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せっかくだから菜の花も♪



おひなさまは、暖かくなったことを喜び、春を愛でる行事でもあるのだなと思います。
posted by おかめ at 23:40 | Comment(3) | TrackBack(0) | おひなさま

2006年02月26日

五人囃子

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お客さまから見えるように、でも、店の外からだけ覗いて帰られるのでは売り上げに繋がらないので(見るだけのひともけっこういますけどね)、正面に飾っています。

スペースの都合でうまく並べられないのが難点。


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五人囃子のひとり。
いっちょまえに刀もさしてます。
ゴブラン織りのような着物着てるし、こんなお小性抱えてた殿様って一体どんな方だったのかしら。



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黒目がちなところが、可愛らしくもあり怖くもあり。
これでちゃんと小物を持っていたら(この子は笛のような手つきですね)、もっと立派なのに。

着物も十二単とまでは行かないけれど、何枚も重なっています。
重ねの色目も味わいのひとつ。
袴の生地も傷んでいますが、織柄のうつくしさはほんとうに見飽きない。

この子たちは我が家に伝わるものの中でも少し毛色が違います。
大きさもあります。
五人ともそれぞれ特徴があり、見ていて飽きないのは女性だけではないようです。
意外と男のかたにマニアが多いらしく、コレクションまではしていないけれど、かなり自分で調べて楽しまれているご様子。

お客さまとやり取りしていて楽しいのは、由来やかつてのこの街や上方の話などを聞くこと。
接客に時間がかかってしまうのが玉に疵です。




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さっさとこっちの仕事をやれ〜!



はいはい。
自分がちょっと早起きすりゃ済むことなのに。
プンプン。雅な気持ちが台無しだわ。
posted by おかめ at 23:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | おひなさま

2006年02月25日

おひなさま

季節ですから、これから少しずつ我が家のおひなさまを紹介したいと思います。

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当店に伝わる享保雛。

「享保」ですが明治時代に作られたものです。
いまから百年以上前のもの。

死んだひとを悪く言うと罰が当たりそうですが、大ばばさまはかなりがさつだったようで、人形の冠やら刀などの小物はガラガラとまとめて袋に入れていたそう。
どれがどの人のものやら見当もつかないし、間違った装飾品をつけてあげたらそれこそ罰当たりな気がして出来ないし。

お雛さまの着物の生地もすっかり老けていて、虫食いはないのに風化しています。
悲しい。うっかり触れないの。

酒田雛街道というイベントが昨年から始まり、当店もせっかくなので参加することにしました。
わたしがこの家に来てからお雛さまを飾ったことはありません。
四年も前に三人官女を出したのみ。
女の子も授からなかったしね〜残念!

昨年初めてお内裏さまやお雛さまと対面しました。
あまりの悲惨さに目を覆わんばかりでしたが、髪を撫でて着物を整えてあげると、やさしい顔が現れました。
おひなさまも、息が出来ずに苦しかったんだね。



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こちらは今年初めてお目見えの「舞姫」。
冠は曲がっているし、舞扇か何か持っていたと思われるのですが、ポーズだけ。

冒頭のおひなさまよりも時代は下りますが、やはり北前船に揺られてここまで旅して来たもの。
この顔立ちのおひなさまは数多く揃っているので、その頃当店は羽振りが良かったと考えられます。
昔は上から下まで一時に揃えるのではなくて、女の子が生まれたり、余裕のあるときに買い足したそうですから。



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後ろ姿。
直垂れがかすかにしか残っていません。
でも、着物の裾の綿もへたってはいないし、色は艶やかです。



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袖の手刺繍。
鳳凰の後ろのはきっと金糸だったんでしょうね。
高さ2センチくらいの台に乗っていて、全高は18センチくらい。
ちいさな着物にひとつひとつ手刺繍とは。

作ったひとの物語を感じます。
時が流れても変わらない何か。

想いであったり情であったり職であったり腕であったり。
わたしたちが受け継いでいくもの。







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ねえこのひと扇か何か持ってたんだよね。
どこかにないかしら。





違うだろ。
いま正にスペシウム光線を発しようという体勢に入るところだ。





ダーリン!ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆


posted by おかめ at 22:47 | Comment(7) | TrackBack(1) | おひなさま