2005年09月18日

『四谷怪談』

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子ども向けにと書かれた本なのですが、この、岡田嘉夫さんの絵は、わたしが子どもだったら絶対に手に取ってはいません(笑)。

このシリーズ、とてもわかりやすく、絵が妖しくてうつくしくて好きです。
自分がいかに古典を適当に読み流していたかが、よくわかります。

『四谷怪談』も、こんなにも「生と死」「善と悪」を描いていたものだったとは。
愛していた夫に裏切られた苦しみ、悲しみは言葉に尽くし難く、怨霊となってしまうお岩は、とても、とてもかなしい。
伊右衛門を連れ戻そうと、毒薬を飲まされ、腫れ上がった顔に紅を差そうとする女心。
人間は自分の欲のためならどこまでも悪どいことができるのかも知れない、と少し恐ろしくなりました。


自分の心のなかにも、烈しいもの、ありますので。



ほか、橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻のシリーズも。


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うつくしい絵巻を堪能出来るしあわせ。
この記事へのコメント
読書の秋ですか
昔、千夜一夜の全巻を購入、一気に読破しましたがそれ以来、読書していないな〜(^^ゞ
最近目を通すのは釣り雑誌ぐらい・・・
文学には縁が無い泰皇夢でございまする。とほほ
原因→釣りを始めたから(汗)
Posted by 泰皇夢 at 2005年09月19日 11:30
怖い挿絵も観てみたいな。
中身も紹介して頂けませんか?
Posted by 桃組工房 at 2005年09月19日 14:40
怪談話は恐くいけません。
講談できいた時は恐くて恐くて。
四谷怪談のお岩さんは可哀想で、死んでからお化けにされて、なお可愛そう・・・。

Posted by ヒロ太 at 2005年09月19日 17:19
四谷怪談/腫れ上がった顔に紅を差そうとする女心。そう彼処の場面は凄いね.鳥肌たつ。
Posted by bubupapa at 2005年09月19日 18:51
お昼seesaa重かったなあ・・・。
でも、ちょっと過ぎた桃組さんのコメントはちゃんと入ってますね。
サーバ重いとがっかりです。


>泰皇夢さん
いえいえ、本など読まなくても死にませんから!
泰皇夢さんは釣りしないと生きていけませんから!

 >千夜一夜の全巻
とってもセクシーな表紙の文庫があるのですよ〜。
なかなか思い切って買えない貧乏性です。


>桃組さん
実は図書館から借りて、期限オーバーしてたもの。
やっと返しました ポリポリ (・・*)ゞ
ユーズドで半額のもの見つけて、注文しました。
そしたらUPしますね。
でも、見るも無惨な顔の絵は、ないよ。


>ヒロ太さん
怖がりですか?あれれ〜?
きっとこのネタもあるのでしょう。
講談で聞いたなんて、いいですねえ。
やっぱり歌舞伎で観たいな。


>bubupapaさん
どんなときでも色気はあった方が良いですね。
わたしはここの場面で、とても可愛らしい女とものすごく恐ろしい女は、表裏一体だとつくづく思いました。
Posted by ヤヤー at 2005年09月19日 21:17
昔かわぐちかいじの「アクター」で四谷怪談の映画撮る話を延々とやってましたが、怖いもの嫌いなオレはいまいち筋をよく知らないのでした。
Posted by zak at 2005年09月19日 22:13
歌舞伎好きには、たまりませんねー、この絵本。私、歌舞伎大好きなの。特に、勘三郎と玉三郎のファンです。素敵。
Posted by suisuikichi at 2005年09月19日 22:39
>zakさん
きっと苦手ですよ。これ、それでなくてもドロドロ。
裏切るのは夫の方なんですが、夫に一目惚れした十六の孫娘のために顔が壊れる毒薬を準備する祖父だとか、登場人物もくせ者が多くて。
でも、一途なんですよ。お岩さんって。


>すいすいちゃん
ねっ!この絵本ちょっといいでしょう。
岡田嘉夫さんは黒目を描かないんですが、なんかそれがまたすっごく雰囲気を醸し出してます。
花とか、背景も素敵なの。是非ご一読。
でもほんとは生で歌舞伎観たい。
Posted by ヤヤー at 2005年09月20日 14:59
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