2015年12月20日

『声』。

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 クリスマスが近い。


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 読んだのははるか数ヶ月前。しかも季節外れの、夏。
 しかしクリスマス目前ともなると否が応でも思い出します。

 アーナルデュル・インドリダソンの、『声』
 クリスマスのホテルが舞台なのだ。そこでドアマンとして働いていたひとりの男。かれはかつて一世を風靡したこどもスターだったのだ。
 その歌声は聴くものの心をふるわせずにはおかない。この世のものとも思えないほどの、うつくしさだとも。


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 そんな歌声、わたしは聴いたことがあるかしら。

 とか思ってクリスマス目前なのでアンサンブル・プラネタの『エトワール』なんて聴いています。
 これを聴きながら読むと、もっと心に響くかも知れません。


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 最近、装丁に使われている画像をネット上で探してしまいます。撮影者がじぶんのHPを持っていればすぐに見つかるのですが、Gettyだったりするともう大変。検索キーワードに何を入れればいいのって感じ。撮影者の名前では検索できないのだ。

 『声』の場合は比較的容易でした。「スタンドマイク」から大して苦労もせずに画像に辿り着きましたから。


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 せつない物語なのですが、アーナルデュル・インドリダソンの小説には現代社会の問題がふんだんに盛り込まれており、いつもとても考えさせられます。そして、最後には希望の光を感じさせてくれるのです。この季節、ぜひ一読を。
posted by おかめ at 01:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読む
この記事へのコメント
ヤヤーさん、こんにちは。

この本、面白そうなので、図書館で予約しました。
前2作読んでいなくても大丈夫でしょうか。
Posted by オカダ at 2015年12月30日 14:26
>>オカダさん
ことしもすっかり暮れそうですね。

前2作を読んでなくても、一話完結なので大丈夫です。
しかも、読んでいたとしても捜査官エーレンデュルの家庭の事情は小出しにされてるので、簡単には理解出来ないんですよー。

もちろん前2作もオススメ!
この作品や翻訳一作目の『湿地』なんてカバー買いしても後悔しません。
『緑衣の女』のカバーはわたしはちょっとイマイチと思います。

紙の本の楽しみは見返しや口絵、紙質、色合わせ、etc.…。
内容をさらに盛り上げるための装丁が、やはり魅力ですね。

ことしもたくさん読みました。
一生かかっても読めないくらい読みたい本がある幸せ。
オカダさん、来年もどうぞよろしくお願いします。
Posted by ヤヤー at 2015年12月31日 00:12
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